デジタルアートはデジタルコンピューターを使って作るアートですが、身近なデジタルアートがデジタルイラストですよね。
デジタルイラストは、もちろんパソコンの画面上でイラストを描いていきますが、一般的にペイントソフトを使って描いていきます。
そのペイントソフトには、無料で使えるソフトもありますが使える機能が制限されるので、おすすめは有料版のペイントソフトです。有料といっても月額は比較的安く設定されており、基本機能から応用機能まで使えるので本格的なデジタルイラストを描くことができます。
そこで今回は「どのペイントソフトがおすすめなの?」という方に、デジタルアートにおすすめのパソコン用のペイントソフトを2019年版として5つご紹介します。
1、デジタルアートにおすすめのPC用ペイントソフト5選
デジタルアートはコンピューター、いわゆるパソコンを使って生み出すアートになりますが、パソコン上で描くイラストもデジテルアートの一つになります。
デジタイラストを描くとき、基本は専用のペイントソフトを使いますが、無料版よりも有料版の方がおすすめです。
無料版のペイントソフトでもある程度のイラストは描けますが使える機能が少なく、突然サービスを終了してしまうことも多々あります。
それに対して有料版だと、イラストを描くうえで必要な機能がすべて使えるようになるほか、定期的にアップデートが行われ新しい機能も使えるようになります。
そこで、ここからはデジタルイラストにおすすめのパソコン用ペイントソフトを厳選して5つご紹介します。
特徴とともに月額利用料金もご紹介するので比較しながらご覧ください。
おすすめ➀ SAI(サイ)
(引用:SAI)
SAI(サイ)は、シンプルにイラストを描くのに優れたソフトで、基本画面もシンプルなので初心者でも気軽に綺麗なイラストが描けるようになります。利用者からは「線を描くときの心地よさがいい」という評判を得ています。
イラストを描くために必要と思われる機能が基本画面に分かりやすく配置されているので、直感的に操作できるのが一番の特徴です。ただし、対応OSはWindowsのみ(Windows 2000/XP/Vista/7/8/8.1/10)なのでMac OSでは利用できません。
利用料金は「5,400円(税込)/1ライセンス」と比較的安く利用でき、公式サイトからソフトのダウンロードができます。
おすすめ➁ CLIP STUDIO PAINT(通称:クリスタ)
(引用:CLIP STUDIO PAINT)
CLIP STUDIO PAINTは通称「クリスタ」と呼ばれ、多くのクリエイターが愛用しています。
実際、プロのクリエイターや50校を超える教育機関で使っているソフトで、イラスト・マンガ(モノクロ/カラー)・アニメーションがオールマイティに作れます。
ペンやブラシの種類も豊富に用意されているので、描くテーマに対して理想通りの表現ができるようになります。
そこで、クリスタは描きたいものに合わせて利用するソフトが選択できます。
・CLIP STUDIO PAINT PRO:イラストやデザイン)
・CLIP STUDIO PAINT EX:マンガやアニメーション)
パソコン版の利用料金に関しては以下の通りになります。
◇パソコン版(Windows/macOS)
・月額利用版:500円/月
・ダウンロード版:PRO 5,000円/1ライセンス、EX 23,000円/1ライセンス
おすすめ➂ Adobe Photoshop
(引用:Adobe Photoshop)
Photoshopという名前は知っている方もいると思いますが、写真加工で有名なソフトです。
そのPhotoshopは、写真加工以外にも本格的なイラストを描くこともできます。
写真加工が得意なだけにイラストの色味調整の精度が高く本格的なイラストが描けるのです。
ただし、基本的に写真加工に特化したソフトなので初心者の方は使いこなすのが難しく、どちらかといえば中級~上級者向けのソフトになります。
購入プランは以下の3種類用意されているので、ニーズに合わせて選択できます。
・フォトグラファー向けフォトプラン:980円/月~
・デザイナー向け単体プラン:2,480円/月~
・デザイナー向けコンプリートプラン:5,680円/月~
おすすめ➃ Adobe Illustrator CC
(引用:Adobe Illustrator CC)
こちらもAdobeが提供する有名なイラストを描くためのソフト「Illustrator CC」です。
イラストやロゴの作成に特化したソフトで、プロのクりエイター御用達のソフトになります。
プロ仕様の機能が豊富に揃っているので、本格的なイラストやロゴなどのアート作成は作れますが、中級~上級者向けのソフトになります。利用料金は、単体プランで2,480円(税別)/月~となっています。
おすすめ➄ Corel Painter 2020
(引用:Corel Painter 2020)
マンガ的なイラストではなく、絵画風の本格的なデザインアートの制作に特化した上級者向けのハイスペックソフトです。
機能面はここまで紹介したソフトよりも充実しており、ペンやブラシは900種類以上用意されているので、理想以上の芸術作品が作れます。
ただし、ライセンス料は53,784円(税込)とダントツに高いので、まずは、30日間の無料体験から使ってみて利用するのか決めましょう。
2、まとめ
デジタルアートには色々な種類がありますが、中でも一番ポピュラーなのがデジタルイラストです。
今ではデジタルイラストを描くための専用ペイントソフトが数多く発売され、多くのクリエイターに愛用されています。
そのペイントソフトは無料版と有料版に分かれますが、本格的なデジタルイラストを描きたいなら有料版のペイントソフトがおすすめです。
今回は2019年版のおすすめとして5つのペイントソフトを紹介しましたが、ソフトによってできること・できないことがあるので、しっかり下調べをしてから購入するようにしましょう。